みんなで止めよう温暖化 チーム・マイナス6% アースデイ
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アースデイ丸の内2006 トークショー 「ふんわりアクセル『eスタート』」からはじめるエコドライブ

地球温暖化防止対策の一つとして「チーム・マイナス6%」が呼びかけているエコドライブ。昨年には、このエコドライブの方法をより分かりやすく伝えるため、発進時に心がけるポイントを表現した「ふんわりアクセル『eスタート』」という名称も誕生しました。今回のトークショーでは、フリーアナウンサー・駒村多恵さんによる司会進行のもと、ナビゲーターに月刊「NAVI」編集長の高平高輝さんを、そしてゲストに音楽プロデューサーの松任谷正隆さんをお招きし、クルマと環境との上手な付き合い方についてお話をうかがいました。 クルマ好きのお二人ならではの徹底した環境配慮に、司会の駒村さんも驚いているようでした

左から、月刊「NAVI」編集長の高平高輝さん、音楽プロデューサーの松任谷正隆さん、フリーアナウンサーの駒村多恵さん

環境への配慮はドライバーの義務
普段、クルマに乗る機会の多い松任谷さんと高平さんですが、お二人はエコ活動について、どのような印象をお持ちなのでしょうか。

「これは僕の勝手なイメージですけど、『エコ活動をしてますか?』と聞かれて、『はい』とハッキリ答えられる人は少ないと思います」と話すのは松任谷さん。その理由は、「エコ活動、エコドライブと聞くと、スゴく立派なことをしなくてはいけないというイメージがあって、果たして自分はそれをキチンとできているのか、と後ろめたい気持ちになるんですよ」とのこと。しかし一方で、「その後ろめたいという気持ちがある人は、それだけエコに対する意識を持っているわけですから、もっと自信を持って、「やってます」と言ってもいいと思うんですよね」とも話してくれました。

また高平さんは、「人よりたくさんクルマを運転している以上、僕にも後ろめたい気持ちはあります。でも、運転するたびに“今日の燃費はどれくらいで、どの程度ガソリンを使ったのか”ということは常に考えるようにしています。こうした意識があるかないかというだけでも、随分違うと思うんですよね」と、エコへの関心が自然と身に付いていることを説明してくれました。

このことについて、司会の駒村さんが「クルマが大好きだからこそ、環境を汚してるお詫びとして、こまめにエンジンを切ったり、余分にはアクセルやブレーキは踏まないようにしているんですね」と問いかけると、お二人から「しかしそれはドライバーの最低限の義務」との答えが返ってきました。

松任谷さんは、さらに「環境や周囲に配慮した運転をすれば、少しずつ後ろめたさも消えていく。その結果、自分も周りの人も幸せな気持ちになれば、これほど素晴らしいことはないんじゃないかな」と話し、当たり前の運転マナーが、環境を良くしていくということを説明してくれました。

クルマ好きのお二人ならではの徹底した環境配慮に、司会の駒村さんも驚いているようでした

クルマ好きのお二人ならではの徹底した環境配慮に、司会の駒村さんも驚いているようでした

「信号待ちや踏切では必ずエンジンを切り、寒い日、暑い日でも我慢してアイドリングストップは心がけています」と松任谷さん

「信号待ちや踏切では必ずエンジンを切り、寒い日、暑い日でも我慢してアイドリングストップは心がけています」と松任谷さん

自分のクルマがどれほどのCO2を排出しているのかを理解しておくこともエコドライブのひとつ

「エコドライブは環境に優しいだけでなく、クルマの寿命を延ばすこともできるんですよ」と話してくれた高平さん

「エコドライブは環境に優しいだけでなく、クルマの寿命を延ばすこともできるんですよ」と話してくれた高平さん
現在、日本のCO2排出量の約20%はクルマの排気ガスだと言われています。この点について、お二人はどのように考えているのか、伺ってみました。

まず高平さんは、「地球規模で考えても、クルマによる環境汚染は決して低いものではないと思います」とコメント。しかし、「最近のクルマのカタログを見ると、自分の乗っているクルマが1リットルあたりどれほどCO2を排出しているのかが分かるようになっています。まずは、そうした知識を持つことも大事ですよね」と、話してくれました。環境を配慮したクルマがスタンダードになってきている今、「そうしたエコへの意識を持つことは当たり前の時代になってきているんですよ」と高平さんは言います。

一方、松任谷さんはというと、「今、アメリカではハイブリッドカーが大流行していますが、それはエコカーに乗ること=カッコいいこと、という意識ができているからなんですね」と、世界のエコドライブへの動きを例に挙げて紹介。「この点だけを見ても、スマートドライブの概念が、エコに向き始めている証拠だと思います」と話し、「だから、もはやエコドライブは特別なことではないんです」と、会場に集まったお客さんに意識の変換を呼びかけました。
 

周りをよく見て、ゆとりある運転を
今回のトークショーのテーマでもある、「ふんわりアクセル『eスタート』」。一人ひとりがこの名称通りのスタートを行い、エコドライブを心がけることは大切なことですが、一方で、ドライバー全員の運転に対する意識を統一させることは難しいとお二人は言います。その理由について松任谷さんは、「運転はその人の性格が顕著に表れるから」だと話します。

「ここだけの話ですが、じつは僕もハンドルを握ると性格が変わります(笑)。でも大事なのは、そのことを自覚しているかどうかなんですね。だって、自分の運転態度を理解していれば、逆に落ち着いた運転を意識的に心がけることができるわけですから」。

つまり、クルマを運転する時は、まず常に自分をコントロールし、安全運転を自覚し、スマートドライブを心がける。それこそが、エコドライブの基本になるわけです。

エコドライブを推奨するお二人の会話に、会場のお客さんも真剣に聞き入っていました

エコドライブを推奨するお二人の会話に、会場のお客さんも真剣に聞き入っていました
そこで、司会の駒村さんがお二人にスマートドライブのコツを伺ってみると、「もし急ブレーキや急加速をしてしまうという方がいれば、2台前を走っているクルマを見ながら運転することをオススメします」と松任谷さん。その理由について高平さんは、「2台前を走っているクルマのブレーキランプがつけば、早めに自分もブレーキを踏み始めることができるし、また、もっと先のほうでおかしな動きをしているクルマがいれば、注意するようになる。つまり、運転時に早めの対応ができるようになるんですね」と説明してくれました。また、「そして、ムダなアクセルやブレーキをなくすことによって、安全性だけでなく、燃費の効率も良くなる」と、この運転方法がエコにもつながっていることも解説してくれました。

「周りをよく見て運転し、ムダな動きはしない。これはスマートドライブ、エコドライブの両方に言えることです」と高平さん。また松任谷さんも、「だからと言って、エコをあまりに意識しすぎて必要以上にゆっくりとした運転をすると、かえって危険です。いきなりドライブスタイルを変えるのではなく、安全運転とムダなアクセルワークなどをしないように心がけながら、少しずつエコドライブに慣れていけばいいと思います」と話してくれました。

「周りをよく見て、心にゆとりのある運転をする。それがエコドライブへの第一歩だと思いますので、あまり難しく考えず、まずは大切な人を助手席に乗せているような優しさで運転をしてみてください。人にも環境にも優しい運転。それこそがエコドライブだと私は思います」


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