チーム員活動報告

「低炭素社会“発見” in 千代田」「都市型コミュニティサイクル社会実験」が
10月1日にスタート!
低炭素スポットを巡る子ども向け体験ツアーも開催されました!

2009年10月23日(金)
  • チーム・マイナス6%運営事務局

チーム・マイナス6%(環境省)、千代田区、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会などで構成する「低炭素社会“発見”実行委員会 in 千代田」は、都民の日でもある10月1日(木)、約2ヵ月間にわたって環境モデル都市・千代田区での低炭素社会に向けた様々な取組を公開する企画「低炭素社会 in 千代田」のキックオフイベントを行いました。

会場では実行委員会を代表して田島一成環境副大臣、石川雅己千代田区長、福澤武 大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会会長らの出席のもと、千代田区内のエコスポットが多数掲載されている「低炭素社会“発見”エコ街マップ in 千代田」、地域内の5箇所に設置されているエコポート(貸し出し拠点)でレンタルできる自転車「都市型コミュニティサイクル」が紹介されました。

この日から実施された「都市型コミュニティサイクル社会実験」のお披露目として、自転車先進国であり、今年12月に開催される国連の温暖化交渉でもあるCOP15の開催国、デンマークのフランツ=ミカエル・スキョル・メルビン駐日大使と田島環境副大臣の自転車交換セレモニーを実施。その後、ゲストの片山右京さん(レーシングドライバー、登山家、グッド・チャリズム宣言プロジェクトリーダー)の指導のもと、体験ツアーに参加する小学生たちは、コミュニティサイクルに乗って「低炭素社会“発見”エコまちツアー in 千代田」に出発しました。

千代田区でのCO2排出量は、全体の73%がオフィス・商業ビルなどからの排出であり、また同区は交通渋滞が集中する首都圏の中心地でもあります。体験ツアーに参加した30名の小学生たちは、コミュニティサイクルや地域巡回バス「丸の内シャトル」で移動しながら、オフィス街の様々なところにある低炭素スポットを見学し、低炭素社会に向けた千代田区の取組について体感しました。

「低炭素社会“発見” in 千代田」「都市型コミュニティサイクル社会実験」キックオフイベント
  
足元からの温暖化防止の取組が大切、今回の試みは低炭素社会への原動力となることを期待していると語る田島一成環境副大臣(左)、日本の中心である千代田区から低炭素社会のモデルを発信していきたいと抱負を述べる石川雅己 千代田区長(右)
  
“もったいない精神”を大切にしたクリーンエネルギーの創出が重要、と語る大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会 福澤武 会長(左)、株式会社JTB首都圏 野口英明 代表取締役社長からコミュニティサイクルの説明を受ける田島環境副大臣(右)
  
毎日自宅から仕事場まで自転車で通っているというメルビン駐日デンマーク大使は自転車に乗って登場。コミュニティサイクルは地球にやさしい交通手段としてヨーロッパでは既に普及しているそうです。「低炭素社会づくり」に向けて、共に力を合わせて取り組むことを目指し、田島環境副大臣と自転車の交換を行いました
   
子どもの頃は自転車少年だったという片山右京さん。会場の子どもたちに向けて、健康にも環境にもいい自転車の魅力を熱く語りました
  
エコポートとコミュニティサイクル。利用登録すれば、自転車を自由に借りることができます
  
片山さんから自転車運転のルールやマナーを教えてもらったあと、「さあ、エコまちツアーに出発だ~!」 
子ども向け体験ツアー「低炭素社会“発見”エコまちツアー in 千代田」
「ヒートアイランド対策」見学 (三菱1号館広場)
  
「今日は天気が良くて暑いくらいなのに、この辺りは涼しいね」。実は、ビルに囲まれたこの広場の舗装には、雨が降ったときに水分を吸収して、天気のいい日にはその水分が蒸発する保水性のあるブロックが使われています。このため、打ち水効果により、暑い日でも涼しさが感じられるようになっています。そればかりでなく、雨がたくさん降った時に貯水した雨水を舗装下から給水する事ができるため、アスファルト舗装に比べて10℃から20℃も表面温度が低減され、温暖化防止に役立っています。
「次世代エネルギー供給(地域冷暖房)」見学 (丸の内パークビル)
  
地域冷暖房設備とは、いくつものビルの冷暖房にかかるエネルギーをまとめて供給するための施設。それぞれのビルが個別に冷暖房施設を持つ場合と比べて約12%のCO2削減効果があります。地下に作られたこの設備が供給するビルの延べ床面積は、なんと110万㎡にも及ぶそうです。
「次世代エネルギー供給(太陽光発電)」見学 (丸の内パークビル)
  
地下から屋上に出ると、今度は一面まぶしく輝く太陽光発電設備が。こちらはオフィスビルの屋上の太陽光発電設備としては、都内最大級です。発電した電気はビル全体の電力の一部をまかなっています。
「アウトレット野菜弁当」試食
  
  
待ちに待ったお昼ご飯。出てきたのは「結わえる」提供の一汁一菜の昔ながらの箱膳弁当。無農薬寝かせ玄米のご飯と東京のお隣、千葉県でとれた規格外野菜とサンマのつみれ汁です。「なんだかいつも食べているご飯よりもおいしいね」。みんなでもりもり食べていると、ゲストのさかなクンが登場。サンマに含まれているDHAが頭にも体にも良いことやサンマの生態、漁獲法などについてイラストを交えながら楽しく説明してくれました。

さかなクンに続いてお話をしてくれたのは、岩渕裕子さん(国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室)。近くでとれたモノを近くで消費すれば、輸送にともなって排出されるCO2の削減にもつながるという「地産地消」の話や、今日のお弁当が健康にも環境にも良いものであることをわかりやすく教えてくれました。
「次世代モビリティ “電気自動車”」体験
  
走行中にCO2も、排気ガスをも全く出さない新世代電気自動車の試乗体験では、「ガソリンのくさいにおいがしない」「うるさい音が全然しなくて静か」「いつもは車酔いするのに揺れがないから気持ち悪くならなかった」などなど、子どもたちに大好評。未来の乗り物ではなく既に実用化されていることを知ると、みんな驚いた様子でした。
「スカイガーデン」見学 (日経ビル・JAビル・経団連会館)
  
ビルの屋上にあるスカイガーデンでは、田んぼで稲の栽培が行われていたり、小川が流れ、お茶やリンゴの木が育てられており、まるで里山のような風景。都会の中心にあるビルの屋上とはとても思えぬ光景に、一同目を見張るばかり。屋上に緑があると建物の老朽化を防ぐことにもつながることを教わりました。
「エコッツェリア」見学、ツアーレビュー (新丸の内ビル)
  
最後に訪れたエコッツェリアでは、地球シミュレータのデータや地球規模の海流や気象変化などもリアルタイムに表示できる、両手で操作可能なデジタル地球儀を体験。参加した子どもたちは、「未来は今にある」「未来は今つくる」ことを学び、40年後、50年後の地球をより豊かなものにするのは自分たちであることに気付いたようでした。

エコまちあるき
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