全国の高校で低炭素社会への取組を紹介する
「Re-Style Talk Show Tour 2009」第7回目は岡山県立津山工業高校!
2010年1月19日(火)
地球温暖化防止啓発活動に取り組むJFN(株式会社ジャパンエフエムネットワーク)の系列38局ネットプログラム「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」では、番組リスナーでもあり次世代を担う高校生を対象とした温暖化防止の普及啓発活動として、「Re-Style Talk Show Tour 2009 『低炭素社会って何だ?』 in High School」の参加高校の募集を行っています。その第7回目の参加校として2009年12月17日(木)、岡山県立津山工業高等学校にて、本イベントが開催されました。
約700名の生徒の前に、番組DJであり、「うちエコ!」特命大使でもある、やまだひさしさんが登場。過去5回にわたって環境省と番組共催で実施された音楽とエコのイベント「Re-Style LIVE」の内容と、低炭素イベントとして環境負荷を低減するために導入した取組を紹介しました。やまださんは、「Re-Style LIVE」で実践した取組を生徒の皆さんの生活に置き換えると、「衣・食・住」ならぬ「技・食・住」というキーワードに集約されると説明。「技術」「食生活」「住環境」への取組を進めていくことが低炭素社会を構築することにつながると話しました。
続いては、もっと身近に低炭素社会を意識してもらうべく、地元・岡山ならではの低炭素社会づくりを紹介する「ご当地ゲスト」のコーナーへ。まずはクイズが出題されました。
『岡山市にある「岡山県立図書館」のコンセプトは何でしょう?』
(1)蔵書が豊富な図書館 (2)人と環境にやさしい図書館 (3)デジタル化を進める電子図書館
正解は、(2)の人と環境にやさしい図書館。そこで、ご当地ゲストとして、岡山県立図書館の設計を担当した安井建築設計事務所の小林陽一(こばやし・よういち)さんをお呼びしました。
岡山県立図書館は2004年開館。地上4階・地下1階で、延床面積1万8,000㎡、敷地面積25mプール約58個分の広さを誇ります。設計にあたり、「人と環境にやさしい図書館」というコンセプトを実現するための様々な工夫が盛り込まれました。
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大型の太陽光発電装置を屋根に設置し、年間11万3,000kwhを発電。
これは図書館で年間使用する電力の約4%に相当します。 |
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電力消費が大きい冷暖房は、温風や冷風が上からではなく床付近から吹き出し、
人がいるフロアの下の方だけに冷暖房を効かせることで電力の消費を抑えています。 |
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春や秋の気候がいい日には、開架閲覧室の上部の窓と下部の開口が開いて自然風で換気することで、
空調の使用を抑えています。 |
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建物の地下に設けた雨水貯留槽で屋根に降った雨水を溜め、トイレの水や散水に利用。
図書館全体で年間使用する水の約4分の1を雨水でまかなっています。 |
自然エネルギーの導入と、エネルギーの効率的な利用、そして自然環境を上手く取り入れた岡山県立図書館は、低炭素社会における建物のあるべき姿を示しているようです。津山工業高校には建築科もあるため、生徒たちの大きな関心を集めていました。
最後に小林さんは生徒たちに向けて、「これからの建築は、環境への配慮を抜きにしては成り立ちません。その土地の環境・風土に合う建物を建て、最小限のエネルギーを使用して快適な環境を実現するというのが、これからの低炭素社会に適した建物だと思います」と話しました。
イベントのラストは、ONE☆DRAFTによるライブを開催。パワフルなヒップホップの曲に会場は大いに盛り上がりました。またライブ終了後にはメンバーのDJ MAKKI(マッキー)さんが「僕らと一緒にエコに取り組んでいきましょう」とメッセージを贈っていました。

「Re-Style Talk Show Tour 2009」第7回となる今回は、津山工業高校にて開催。環境への取組として、地元の「おかやまさんさん発電所」の太陽光発電によるグリーン電力で会場の電力をまかないました。エネルギーの地産地消です |
「ご当地ゲスト」に、安井建築設計事務所の小林陽一さんを迎えて、低炭素社会に向けた地元の取組を紹介。小林さんの事務所では、他にも滋賀県立大学人間看護学部の設計を担当。太陽光発電や太陽熱・地中熱・雨水の利用、自然換気などを盛り込み、エネルギー使用量を減らしたそうです |
ONE☆DRAFTによるライブ。「Re-Style LIVE」にも参加したことがある彼らは、ファンに向けてさりげなくエコを呼びかけているアーティストです |
メンバーとやまださんのエコトーク。ONE☆DRAFTは、やまださんのエコに対する熱意に刺激され、エコグッズとしてタンブラーを作ったことがあるそうです |
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