全国の高校生と低炭素社会を考える「Re-Style Talk Show Tour 2009」
第8回目は札幌静修高校で開催されました!
2010年3月3日(水)
地球温暖化防止啓発活動に取り組むJFN(株式会社ジャパンエフエムネットワーク)の系列38局ネットプログラムの「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」では、番組リスナーでもあり次世代を担う高校生を対象とした温暖化防止の普及啓発活動として、「Re-Style Talk Show Tour 2009 『低炭素社会って何だ?』 in High School」を全国の高校で行っています。その第8回目の参加校として2009年12月22日(火)、札幌静修高等学校にて、本イベントが開催されました。
生徒たちの前に、番組DJであり、「うちエコ!」特命大使でもある、やまだひさしさんが登場。まずは、過去5回にわたって環境省と番組共催で実施された音楽とエコのイベント「Re-Style LIVE」の内容と、低炭素イベントとして環境負荷を低減するために導入した取組を紹介しました。やまださんは、「Re-Style LIVE」で実践した取組を生徒の皆さんの生活に置き換えると、「衣・食・住」ならぬ「技・食・住」というキーワードに集約されると説明。「技術」「食生活」「住環境」への取組を進めていくことが低炭素社会を構築することにつながると話しました。
続いては、もっと身近に低炭素社会を意識してもらうべく、地元ならではの低炭素社会づくりを紹介する「ご当地ゲスト」のコーナーへ。まずはクイズが出題されました。
『北海道の食料自給率は何%でしょう?(カロリーベース・平成19年度概算値)』
(1)40% (2)98% (3)198%
正解は、(3)の198%。北海道の食料自給率は全国一を誇っており、特に、米の収穫量・作付面積は毎年トップクラスです(平成20年産は、約65万トンで全国1位。ちなみに全国の収穫量は約820万トン)。北海道米は味の良さから、大手外食チェーンやコンビニなどに採用されていますが、中でも「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「おぼろづき」などは高級米として大人気になっており、航空会社の機内食として利用されたりもしています。しかし、その一方で日本全体の食料自給率は約40%と低い水準にあります。やまださんは、日本は多くの食料を海外から輸入していること、そしてその輸入のために大量の輸送エネルギーを消費している現状を説明。「食料を運ぶ距離」に「食料の重量」を掛け合わせた「フードマイレージ」が諸外国に比べて群を抜いて大きく、食料に関して日本人は大きな環境負荷をかけていることに生徒たちは驚いていました。
そこで今回は、「北海道の食とエコ」について考えてみようということで、ご当地ゲストとして、演劇ユニット「TEAM NACS」のリーダー・森崎博之(もりさき・ひろゆき)さんをお呼びしました。森崎さんは地元で“農業タレント”として活動しており、テレビ・ラジオ・CMでも活躍している有名人。登場とともに生徒から大きな拍手が巻き起こりました。森崎さんは現在、自身が司会を務める「あぐり王国北海道」というテレビ番組で、小学生と一緒に道内各地で農業体験をしていますが、その中で取材した、北海道らしいエコな農業として「雪冷房」を紹介。収穫されたじゃがいもを雪とともに倉庫内に貯蔵し、室温を2℃から5℃に保つそうです。この雪は翌年10月まで溶けずに残る、まさに天然の冷蔵庫。しかし地球温暖化が進んで北海道の雪が少なくなると、環境にやさしい雪冷房ができなくなるかもしれないといいます。こうした話を通じて森崎さんは、自分が普段食べているものについて、様々な情報を知って、考えることが大切であり、一人ひとりの意識の高まりが地球温暖化防止につながっていくというメッセージを生徒たちに発信していました。
イベントのラストは、女性デュオ、ひいらぎによるライブを開催。札幌在住の2人は高校生の間でも有名で、アコースティックギターを弾きながらの歌の数々に、会場は大盛り上がりでした。
「Re-Style Talk Show Tour 2009」第8回となる今回は札幌静修高校にて開催。環境への取組として、今回のイベントで排出したCO2を、間伐材やおがくずから作った燃料「木質ペレット」を利用したペレットストーブを北海道内の家庭に導入してもらうことによってカーボンオフセットしました |
「ご当地ゲスト」は、“農業タレント”の森崎博之さん。実はエコに興味を持ってからまだ日が浅く、そのきっかけはなんと、やまださんの「Re-Style LIVE」だったそうです。以来、寒い日は暖房より先に、毛糸の靴下を履いたり、セーターを上に着たりしているとのことです |
ひいらぎによるライブ。札幌での路上ライブから火がつき人気になった、いま注目の女性デュオです |
ひいらぎのお2人とやまださんのエコトーク。やまださんが背負っているリュックには太陽光発電パネルがついており、携帯電話の充電などができるそうです |
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