小泉内閣メールマガジン【2005/06/16】第192号
[らいおんはーと ~ 小泉総理のメッセージ]で小泉総理がクールビズを語る
2005年6月16日(木) 配信4周年を迎えた6月16日の記念すべきメールマガジンで、クールビズと、冷房温度28度設定について掲載されました。以下、一部抜粋 【メルマガ配信4周年を迎えて】
(インタビュアー)
――― お忙しいところをありがとうございます。メルマガは配信4周年、この国民との交流というのは、総理が初めて取り組まれたことだと思いますが、4年たっていかがですか?
(小泉総理)
私も4年間続けるとは思ってなかったんです。このメルマガも当初始めたとき、10万か20万人ぐらいは見てくれるかなと思って始めたんです。それが、100万を超え、一時は200万人ぐらいまでいったということで、最近少し減ってきたと言いながらも160万人、驚きですね。
【クールビズ】
――― 常にいろんな情報が発信されていますが、最近は、クールビズ。
今日もクールビズだよ。ところが、今日はこれから外国の首脳が見えて、その会談のときにはやはりネクタイをするんです。相手に合わせて、失礼にならないように、先方も背広で来たい、ネクタイしたいと言うと、私だけノーネクタイでは悪いから、そのときは私もネクタイをするんです。
――― 評判はどうですか?
みんな楽だと言っていますよ。今日も、アラブの大使の皆さんが激励に来てくれました。20カ国ぐらいかな。アラブ諸国の大使の皆さんはクールビズ大賛成と、日本の夏は暑いからノータイで結構だと、いい決断だって激励がてらこの方式を褒めてくれました。
――― その地域に合ったものを着るということですね。
それと、夏は女性が助かるんではないですか。男性の背広とネクタイに合わせるから、通勤の電車でも冷房がきき過ぎると、カーディガンを持って行かないとだめだと、それでオフィスに来ても、皆さんきっちりとネクタイと背広だから、女性はスカートで膝かけをしなければならない。それもしなくていいと。
女性はもともとノーネクタイなんですが、男性より薄着だから、何か寒さを防ぐような服装を考えて、電車なり会社に行っていたという人も多かった。ですから、あまり冷房をきかせないということは体にもいいから助かるという声が多いです。
夏だけではなくて、今度は冬も暖房をきかせて、暑いからワイシャツを袖まくりして、汗をかきながら仕事をしている人がいるでしょう。あれもする必要はないんです。冬もそんなに暖房をきかせないで、カーディガンとかセーターを着れば寒くないというような温度設定にすれば、これは省エネになるでしょう。
今でもネクタイをするなって言っているんじゃないんですよ。
今年のクールビズは、各自が自由にいいと思った、楽な服装をしてくださいと、ネクタイしなくても、上着を着なくても結構ですと、人に不快感を与えない程度に、あとは皆さんの常識とセンスに任せますという方法ですから。
だけどネクタイ業界からは苦情が来ました。シャツ業界は今、売れ行き好調らしいですね。デパートなどでは、シャツ売場のレジには行列ができているぐらいに売れていると。
6月1日の初日に私は「かりゆし」を着たんです。沖縄の方から礼状が来たんです。「かりゆし」ウェアを着ていただいてありがとうございますと。
――― 冷房の温度設定は28度なんですか?
いや、今は冷暖房要らないでしょう。
――― そうですね。
28度というのは結構暑いですよ。だから、初日に愉快なことがあったんですよ。28度にしますと言うでしょう。外気は28度以下なんだよ。にもかかわらず、官邸へ入ったら随分暑いなと。「何で?」と言ったら、28度にセットしていると。ここが困っちゃうんですよね。しゃくし定規に解釈されちゃうと。
夏暑いとき、28度以上のときには28度に抑えなさいと言っているのに、24度とか25度なのに、何で28度にする必要があるのかと。28度にならなかったらそのままで何もしなくていいんですよ。そうでしょう。
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