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イベントレポート

エコカーでエコドライブ!

「第4回 全日本学生対抗 チーム・マイナス6% エコドライビングコンテスト」が開催されました

2009年9月28日(月)
全日本学生自動車連盟

チーム員である全日本学生自動車連盟はチーム・マイナス6%(環境省)と連携し、8月31日(月)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて「第4回 全日本学生対抗チーム・マイナス6% エコドライビングコンテスト」を開催しました。

この大会は、温暖化防止に向けて積極的な取組を行っている全日本学生自動車連盟が、加盟校自動車部とともにエコドライブ技術の習得と6つのアクションのひとつ、「自動車の使い方で減らそう(エコドライブしよう/ふんわりアクセル“eスタート”)」の普及・啓発を目的としています。4回目の今年は、加盟校の自動車部と一般の部を加えた54チームが参加しました。また、競技車両として、ハイブリッド車や低燃費車といった日本を代表する燃費性能の優れた車両が一堂に会し、参加者の皆さんにはエコカー(環境対応車)の運転を通して、低炭素社会づくりを担う優れた環境技術も体感してもらいました。

本コンテストでエコカーを使用するのは、今回が初めてということもあり、開会前に自動車メーカーの担当者から各車種の特徴やエコドライブ実践のポイントを解説する講習会が実施されました。“発進時のふんわりアクセル”、“停車時の早めのアクセルオフ”、“先を見通した素早く的確な状況判断”といったスムーズな運転や、ブレーキングの際に発生するエネルギーを回収し、発電・充電する『回生ブレーキシステム』といったハイブリッド車の特性も踏まえた、エコドライブへのヒントが紹介されました。

続いて、モータージャーナリストの日下部保雄さんとレーシングドライバーの荒聖治さんによる「エコドライブトークイベント」を開催。日下部さんは、『ムダなアクセルワークがいらないクルージング走行ができるエコカーは気軽にエコドライブができる優れもの。またバッテリー能力を上手に発揮させることがハイブリッド車では重要になってくるので、いかにバッテリーを冷やしながら運転するかがエコドライブのカギになります』と解説。荒さんも、『レースで早く走るテクニックはすべてエコドライブと同じで、アクセルとブレーキ操作をスムーズにし、ムダのないハンドリングが確実に低燃費につながっています。コーナー等でどの程度ブレーキを踏めば効率よく回生ブレーキシステムを活かせるかを考えながら走行してみてください』と、コンテストで心がけるポイントを説明してくれました。

コンテストでは、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを周回する『ハイウェイコース』、国際レーシングコースと外周路を走行する『エンジョイ SUZUKAコース』、ウエットコンディションの路面走行や狭い場所での方向転換といったチェックポイントをクリアしていく『チャレンジコース』の3つのコースが用意され、タイムと消費燃料の少なさをポイント制で競いました。

男子学生の部で見事優勝を果たしたのは同志社大学。女子学生の部では関西学院大学女子チーム、一般の部ではエコチュウ by PROTOが優勝しました。同志社大学は、『エコカーを実際に運転してみて、慣れるまでが大変ですがとても楽しく、普段からエコドライブを心がけることが大事だと分かりました』と、感想を話してくれました。また関西学院大学女子チームも、『回生ブレーキシステムなどハイブリッド車の特性をうまく利用したことが低燃費につながったようです』と、エコドライブのコツを教えてくれました。

エコドライビングコンテストの最終結果は以下の通りです。

■男子学生の部
1位 
同志社大学
総合ポイント 424
【インサイト】
タイム 0:30:30 平均燃費 28.0
【プリウス】
タイム 0:23:05 平均燃費 18.8
【ノート】
タイム 0:35:00 平均燃費 19.6
  2位 
慶応義塾大学Bチーム
総合ポイント 345
【インサイト】
タイム 0:35:02 平均燃費 26.0
【プリウス】
タイム 0:25:42 平均燃費 27.0
【ノート】
タイム 0:35:20 平均燃費 19.4
  3位 
東海大学
総合ポイント 343
【インサイト】
タイム 0:33:45 平均燃費 24.6
【プリウス】
タイム 0:29:59 平均燃費 27.4
【ノート】
タイム 0:37:53 平均燃費 21.6
■女子学生の部
1位 
関西学院大学女子チーム
総合ポイント 286
【インサイト】
タイム 0:57:10 平均燃費 24.5
【プリウス】
タイム 0:33:05 平均燃費 35.1
【ノート】
タイム 0:45:15 平均燃費 17.9
  2位 
東京農業大学女子チーム
総合ポイント 258
【インサイト】
タイム 0:30:20 平均燃費 21.1
【プリウス】
タイム 0:33:32 平均燃費 29.3
【ノート】
タイム 0:35:15 平均燃費 15.5
  3位 
聖心女子大学
総合ポイント 198
【インサイト】
タイム 0:27:47 平均燃費 22.1
【プリウス】
タイム 0:29:45 平均燃費 24.0
【ノート】
タイム 0:47:17 平均燃費 18.1
■一般の部
1位 
エコチュウ by PROTO
総合ポイント 363
【インサイト】
タイム 0:37:55 平均燃費 26.6
【プリウス】
タイム 0:31:50 平均燃費 31.4
【ノート】
タイム 0:43:20 平均燃費 18.0
  2位 
ルボラン☆エコファスター
総合ポイント 320
【インサイト】
タイム 0:27:20 平均燃費 23.7
【プリウス】
タイム 0:23:20 平均燃費 26.6
【ノート】
タイム 0:34:02 平均燃費 17.2
  3位 
チームEDC
総合ポイント 238
【インサイト】
タイム 0:33:10 平均燃費 24.5
【プリウス】
タイム 0:31:10 平均燃費 23.8
【ノート】
タイム 0:34:00 平均燃費 20.5

(燃費の単位はkm/h)

エコドライブのトークイベントに出演したモータージャーナリストの日下部保雄さん(右)とレーシングドライバーの荒聖治さん(左)。2人はその後のコンテストにも参加し、一般の部で3位の成績をおさめました

開会式で環境大臣からのメッセージを紹介する環境省 地球環境局 国民生活対策室の小森繁室長(左)、全日本学生自動車連盟の長谷川聰哲会長の前で宣誓する選手代表(右)

今大会ではインサイト、プリウス、ノートの3車種60台のエコカーを使用。コンテストはル・マン式にスタート

悪路や車庫入れなどいくつものポイントに挑戦する『チャレンジコース』

鈴鹿サーキット内の外周路も走行

国際レーシングコースを高速道路に見立て、スピードを出した時の燃費も計測。すべての競技車両には平均燃費などが分かる計測器が標準装備されており、エコドライブを助ける役割をしています

競技車両には「エコカーからはじめよう 低炭素社会づくり」のステッカーが貼られました

男子学生の部で見事優勝したのは同志社大学。普段からエコドライブを心掛けたいと語る、松井昌平さん(右)と海野晃司さん(左)

女子学生の部で優勝した関西学院大学女子チームの西嶋夕貴さん(右)と林理沙さん(左)

閉会式で挨拶する川岸光男 鈴鹿市長

特別ゲストとして閉会式に参加した近藤真彦さん。クルマとエコの深いつながりを改めて実感したと語り、エコドライブを広めていきましょうと呼びかけました

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