イベントレポート
トークと音楽を通じて高校生に低炭素社会への取組を紹介
「Re-Style Talk Show Tour 2009」第2回目は長崎を訪問しました
2009年11月11日(水)
JFN(株式会社ジャパンエフエムネットワーク「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」)
チーム員であるJFN(株式会社ジャパンエフエムネットワーク)の系列38局ネットプログラムの「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」では、チーム・マイナス6%(環境省)と連携し、番組リスナーでもあり次世代を担う高校生を対象とした温暖化防止の普及啓発活動として、「Re- Style Talk Show Tour 2009 『低炭素社会って何だ?』 in High School」の参加高校の募集を行っています。10 月20日(火)には、第2回目の参加校として選ばれた長崎日本大学高等学校にて、本イベントが開催されました。
長崎日本大学高等学校には中学校が併設されていることもあって、今回は中・高の生徒約1,200人が課外授業の時間として体育館に集結。熱気に包まれたステージに番組DJであり、「うちエコ!」特命大使でもある、やまだひさしさんが登場しました。イベントは、やまださんのトークショーからスタート。まずは、過去5回にわたり環境省と番組共催で実施された音楽とエコのイベント、「Re-Style LIVE」の軌跡やハイライトシーンが紹介されました。「Re-Style LIVE」では、生徒の皆さんも知っている有名アーティストたちが多数参加していたことに驚きの声があがりましたが、やまださんは「エコロジーに興味がなくても、有名アーティストのライブが無料で見られるということで来てもらって、ライブが終わったあとに少しでも環境に興味を持ってもらえればいいなと思ってやっていました」と、「Re-Style LIVE」の狙いを明かしました。また、環境イベントとして「Re- Style LIVE」が取り組んだ舞台裏のエピソードも披露。会場で使用する電力として環境にやさしいグリーン電力を導入する、スタッフの飲食にリユース食器を使用しゴミを削減する、チケットの代わりにQRコードを使用して紙の無駄を省く、などライブ全体で様々な温暖化防止アクションを実施したとのことです。また、斬新な試みとして、環境に関するクイズの解答者として有名アーティストが登場。来場者がアーティストと一緒に答えを考え、正解を一緒に知ることで、環境問題への意識を共有することができたといいます。
そして、本イベントのメインテーマである「低炭素社会」についてのトークへ。やまださんは低炭素社会を実現する方法として、「衣・食・住」ならぬ「技・食・住」というキーワードを挙げました。最新技術の導入によるCO2削減、地産地消をはじめとする食生活のスタイルの変革、各家庭へのソーラーパネル設置によるクリーンエネルギーの導入などを実践していくことで、現代の生活レベルは落とさずに低炭素社会を構築することは決して不可能ではないと、やまださんは力を込めて話しました。
続いては、長崎ならではの低炭素社会づくりを紹介する「ご当地エコ対談」のコーナー。ご当地ゲストとして、三菱重工の前田克彦さん、青田洋子さんをお呼びしました。実は、長崎日本大学高等学校から車で5分程のところに三菱重工の諫早工場があり、低炭素社会づくりに欠かせない、太陽電池が製造されています。詳しくは「微結晶タンデム型太陽電池」というもので、最大の特徴は、紫外線・可視光線・赤外線を幅広く吸収できるようにすることで、発電効率が高くなったことだそうです。また、製造時に消費するエネルギーがより少なくなり、環境への負荷を低減することにも成功。太陽電池の特徴として「クリーン」「燃料不要」「長寿命」という3つのメリットがあり、今後の低炭素社会構築に向けて太陽電池のニーズはますます高まるであろうこと、そしてそんな太陽電池が自分たちの学校のすぐ近くで生産されていることを、生徒の皆さんはたいへん興味深く聞き入っていました。
さらに、やまださんは、生徒の皆さんに向けて今回の「Re-Style Talk Show」の環境への取組について紹介。イベントで消費される電力に、長崎県内で発電された太陽光のグリーン電力を使用しており、地元で発電した電気を地元で消費する「エネルギーの地産地消」は大変素敵なことだと話しました。
イベントのラストには、ガールズバンドのSCANDALによるライブを開催。メンバー4人の年齢が高校生の皆さんと近いこともあり、体育館が興奮のライブハウスに変身! 2校目となった今回のイベントも大盛況のうちに幕を下ろしました。
長崎日本大学高等学校にて開催された、第2回目の「Re-Style Talk Show Tour 2009」。
「低炭素社会って何だ?」をメインテーマに、やまだひさしさんが生徒の皆さんと一緒に考えました
過去5回にわたり開催された「Re-Style LIVE」の軌跡を紹介。好きなアーティストを通じて環境問題を考えるきっかけになりました
やまださんは、低炭素社会へのキーワードに「技・食・住」を挙げました。家庭では国産木材の使用、街では電気自動車の普及、オフィスや学校ではLED照明やソーラーパネル、そして電力はクリーンエネルギーの導入と、各方面で低炭素化を進めていくことの重要性をアピールしました
「ご当地ゲスト」として登場した三菱重工の前田克彦さんと青田洋子さん。前田さんは、「地球上に降り注ぐ太陽の光1時間分で、全世界の1年分の電力を賄うことができるんです」と太陽エネルギーの偉大さを紹介。これには生徒の皆さんも驚いていました
4人組ガールズバンド、SCANDALによるライブ。メンバーの皆さんは今回のイベントについて「音楽が好きな私たちにとって、グリーン電力でライブを行うなどエコにつながることができるのは素晴らしいですね」と話していました



