イベントレポート
音楽とともに低炭素社会への取組を楽しく分かりやすく紹介するイベント、
全国の高校生に向けた「Re-Style Talk Show Tour 2009」がスタートしました!
2009年10月5日(月)
JFN(株式会社ジャパンエフエムネットワーク「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」)
チーム員であるJFN(株式会社ジャパンエフエムネットワーク)の系列38局ネットプログラムの「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」では、チーム・マイナス6%(環境省)と連携し、番組リスナーでもあり次世代を担う高校生を対象とした温暖化防止の普及啓発活動として、「Re- Style Talk Show Tour 2009 『低炭素社会って何だ?』 in High School」の参加高校の募集を行っています。その中から第一回目の参加校として選ばれた長野県立飯田工業高等学校にて、9月24日(木)に本イベントが開催されました。
約480名の全校生徒が会場に集まる中、番組DJであり、「うちエコ!」特命大使でもある、やまだひさしさんが登場。トークショーは、過去5回にわたり環境省と番組共催で実施された音楽とエコのイベント、「Re-Style LIVE」の軌跡やハイライトシーンの紹介から始まりました。これまでの「Re- Style LIVE」では、紙の無駄を省くためにチケットの代わりにQRコードを使用したり、スタッフの飲食にリユース食器を使用するなど、ライブ全体で温暖化防止アクションを実施。また、「家の電気をこまめに消す」「エアコンの設定温度に気を配る」といった、身近なところから行動を起こすことの大切さを来場者にアピールしてきました。「エコロジーは楽しみながらやろう!」というやまださんのメッセージに、その場の高校生たちも大きくうなずいていました。
そして、本イベントのメインテーマである「低炭素社会」についてのトークへ。「住まいと暮らし」編として、ソーラーパネルの設置や断熱技術を採用した低炭素型住居の説明、「オフィスと働き方」編では、物品の運搬に自動車の代わりに自転車を活用している企業の紹介、「スムーズな物流」編では、長距離輸送には大型貨物、近距離輸送にはエコカーを利用するといった物流網を整備することの重要性など、やまださんは生徒の皆さんに分かりやすく解説しました。また、今回のイベントの開催地である飯田市が、地域全体で低炭素社会づくりに取り組む「環境モデル都市」に選定されていることも紹介されました。
その後、自転車発電装置を実際に生徒が動かし、ライトを点灯させる実演も行われました。飯田工業高校では自転車発電の研究をしており、今回の発電装置も在校生が製作したものです。当校では環境意識の向上や環境活動による地域への貢献を重点目標のひとつに掲げ、環境学習を積極的に行っています。運転した生徒は、電気を生み出すことの大変さを、改めて体感していました。
続いて、ご当地ゲストとして「more trees(モア・トゥリーズ)」事務局の水谷伸吉さんが登壇。「more trees」は坂本龍一さんらが設立した団体で、地球温暖化や環境破壊を抑えるために、「もっと木を」というテーマのもと、長野県小諸市をはじめ国内外で植林や森づくりを進めています。水谷さんは、「間伐を行っていない森では地表に日光が差さないため、下草の生えない森になってしまいます。日本は年間55万haの間伐が必要だといわれています」と、日本の森づくりのポイントについて説明。“世界では1秒間にサッカー場ひとつ分の森林が失われている”といった地球温暖化の現状についての話には、高校生の皆さんも驚きを隠せない様子でした。
イベントのラストにはアーティストのMiChiさんによるライブを開催。伸びのあるハイトーンで数曲を熱唱し、大盛況のうちにイベントは幕を下ろしました。
長野県立飯田工業高等学校にて開催された「Re-Style Talk Show Tour 2009」。「低炭素社会って何だ?」をメインテーマに、やまだひさしさんがトーク
過去5回にわたり実施された「Re-Style LIVE」の軌跡を紹介
飯田工業高校の生徒が製作した自転車発電装置。電気を生み出すことの大変さを、改めて体感しました
「住まいと暮らし」「スムーズな物流」などをテーマに、低炭素社会について分かりやすく解説
「more trees」事務局の水谷伸吉さんは、日本の森づくりには間伐が必要であるとアピールしました
アーティストのMiChiさんによるライブ。MiChiさんは無駄な電気を使わないよう、日頃から意識しているそうです


